富士宮市では、視線の高さに当たる部分の幹の周囲(目通り)を基準として、 市内にある大樹を「保存樹」として指定しています。猪之頭地区にある保存樹は、地域の暮らしと混ざり合い、美しくも自然な佇まいで残されています。 ここ猪之頭伊勢大神明宮の境内に立つこのシダレザクラは、目通り3.6mもある大樹で、推定樹齢は300年とされています。1995年2月に市の保存樹として指定され、伊勢大神明宮のご神木となっています。同じく境内にある指定湧水池とともに、神秘的な景観を作り上げています。

富士宮市には現在49本の保存樹が指定されています。その中で、シダレザクラは3本のみで、その貴重さがうかがえます。なお、他の2本は、内野の法蔵寺(樹齢推定350年)、青木の妙善寺(樹齢推定500年)です。咲く時期も重なるので、3本の保存樹を見比べて鑑賞するのもおすすめです。

木にさわってみよう

こうに見える樹木も、根から水や養分を吸い上げ、葉で得 普段は何もしていないように見える樹木も、根から水を吸い上げ、葉で得たエネルギーを全身に循環させる、ダイナミックな生命活動を営んでいます。 特に、長い年月を生きぬいてきた老樹や巨木からは、そのエネルギーを感じ取れることも!? くれぐれも傷つけないよう、優しく木に触れてみてはいかがでしょうか。

所在地